歩み
イベリコス・トレオン社は、イベリコ豚製品の生産において長きに渡る経験があり、その始まりは1960年代にさかのぼります。
1981年、ヘネロッソ・ガルシアがギフエロ村にあった生ハムと熟成ソーセージの会社を同じサラマンカ県のビジャーレス・デ・ラ・レイナ村に移転することを決めました。この時、業界有数のメーカーの一つに成長するまでのプロジェクトの第一歩を踏み出します。解体室を備えた屠畜場の設置、ハモン・イベリコの自然乾燥施設の増床、管理施設のリニューアルなど、お客様へより良いサービスと上質の製品をお届けするため、一歩一歩進んできました。
今日では三代目の世代が、祖父母の教えを大切にしながら、日々私たちを方向づける衛生要件や食の世界の傾向に合わせて、経営・運営・生産における管理と指揮を担っています。



お客様へのお約束
設立当初より、当社の基本原則3点についてお客様から高い評価を頂いてまいりました。
・伝統と丁寧な生産の重視。その中で年々イベリコ豚についての知識や文化が向上し進化しています。
・お客様に合わせたサービス。ラベル、商品配送、商品形態などにおいて、個々のお客様の具体的なニーズにお応えすることを目指しています。
・規律正しさ。当社における衛生要件や各種規制の順守は、ISOによる食品安全管理システム、IFS(国際食品規格)、HACCP、SAE(輸出証明)により証明されており、厳しい品質基準と生産の一定性が維持されています。
設備
全生産プロセス実施のために設計された当社工場には、以下の設備があります。
- 屠畜場
- 解体室
- 冷蔵倉庫
- 熟成ソーセージ生産場
- 人工および自然乾燥施設
- 脱骨およびスライス作業用クリーンルーム
- 包装室

スタッフ
生産、熟成・選別、お客様サポート、事務、品質管理など各分野の熟練スタッフによる約40人のチームです。
解体や脱骨に必要なナイフさばきのスペシャリスト、一本一本丁寧に熟成を管理する生ハム職人、厳しい品質管理担当者、几帳面で妥協のない配送担当者、そしてもちろん、毎年少しずつ社を成長させている事務担当者などによるチーム。
私たちはこのチームを一つの大きな家族だと考えています。そして各自が自分たちのブランドに誇りを持ってチームで働くための卓越性を求め励んでいます。